採用面接のブラックボックス化を解消。内定辞退率が70%から30%に改善

株式会社ウィルオブ・ワーク
業種
従業員規模
人材サービス
4,672名(2024年6月末時点)
株式会社ウィルオブ・ワークは、業種に特化した専門性の高い人材サービスを提供しており、「Chance-Making Company」のビジョンのもと、すべての人の可能性を信じ、あらゆる人の働く機会、そして多様な働き方も増やしていきたいと考えています。
導入目的
  • 面接官育成の効率化
活用機能
  • 録画機能
  • データのURL共有機能
  • 要約機能

人材を軸に多岐にわたる業種で、採用支援やソリューションを提供する株式会社ウィルオブ・ワーク。今回は、セールスアシスト事業部 ファッションリテール営業部 営業推進グループの上月(こうづき)様に「JamRoll」の導入理由や活用方法についてお話を伺いました。

ー貴社の事業について教えてください


ウィルの由来は、Working(働く)、Interesting(遊ぶ)、Learning(学ぶ)、Living(暮らす)の頭文字をとったもので、各領域で事業を展開しています。グループ全体で国内11社、海外35社の事業拠点を持ち、セールス分野、コールセンター分野、ファクトリー分野、介護分野、建設分野など、カテゴリー特化型の人材サービス事業が中心となっています。

そのうち、弊社ウィルオブ・ワークは、「働く」事業領域で、人材を軸に多岐にわたる業種で、採用支援やソリューションの提供を行っています。私は営業推進グループの採用戦略担当として、中途社員や派遣社員の採用を推進しています。

同事業部が運営するYouTubeチャンネル「まじめにお仕事休憩中」は銀の盾を獲得

ーJamRoll導入前に抱えていた課題を教えてください


採用の面接を行う際に、面接官によって辞退率や入社率にばらつきがあったのですが、原因がわからない状況でした。これに対して、面接のロープレを行ったり、面接官が感じる課題のヒアリングを行ったりしていましたが、同席できる面接も限られており、改善策が明確にできていない状況でした。


ーJamRoll導入の決め手になったポイントを教えてください


まずは試験的な運用ということで、全員の採用面接を録画するようになりました。すると、これまでブラックボックス化していた面接の良し悪しがクリアになってきました。面接で「こんな言い回しをすると伝わりやすいな」と感じるところがあれば、動画を部分的にも共有できるので、改善にも繋げられると感じました。

面接の合否判定は基本的にはひとりなので、判定が難しい場合もあります。その時にJamRollの動画で別のメンバーにも面接の内容をチェックしてもらうことで、合否判定にかかる時間を短縮できるようになりました。

『原因がわからない』ストレスが解消。内定辞退率が大幅に改善


ーJamRollをどのように活用されているか教えてください


朝、JamRollを開いてその日の採用面接を設定し、週に2回メンバーと振り返る分析の時間を設けています。最近では採用に関わったことのないメンバーが加わったので、JamRollでこれまでの面接の録画を見てもらっているところです。

年齢が若い候補者の方が多いので、フランクな空気づくりも採用に繋がりやすいポイントになってきます。定型的な1問1答のスタイルではなく、切り返し方などもJamRollを見てキャッチアップしてもらっています。JamRollは、動画でもポイントを絞って確認やフィードバックできる点が良いですね。


ーJamRollの導入によって感じられた効果を教えてください


振り返りを次の面接に活かすことができています
。応募者が次のステップに進める可能性を探ったり、スムーズな動機付けができるようになったりと、JamRollによる分析を重ねて改善できている実感があります。その結果、ある面接官が行った採用面接は、不合格判定の割合と辞退率を合わせると50%を超えていましたが、翌月には25%まで下がりました。また別の面接官は約70%から翌月には約30%まで抑えられました。

また、録画を共有することで不合格の要因も明確になり、面接そのものに問題はなかったケースも確認できたので、面接官とフィードバックをする立場のメンバーのお互いのストレスも減ったように思います。


要約機能で次のアクションをひと目で確認

ーJamRollを検討している方におすすめポイントをお願いします!


一番のおすすめポイントは、採用面接を見える化できる点
です。面接の内容が見えていなかった時のフィードバックは抽象度が高かったのに対して、シーンごとに具体的な改善策を考えられるようになりました。音声解析の精度が高い点も良いですね。

採用のシーンにおいては、初めて面接を実施する方にとって、そもそもやり方がわからない時のオンボーディングにはおすすめです。例えば会社概要ひとつとっても、伝え方が全く同じわけではないので、さまざまな説明のパターンやナレッジが溜まってるJamRollを見て、自分に合う伝え方を落とし込める点も魅力だと感じています。

また、応募者が次の選考に進む場合に、要約を見れば次のアクションがわかるのでとても便利です。連絡方法は電話とメールのどちらを希望していたか、いつまでに連絡するか、といった大事な項目をまとめて見ることができています。内定までにはスピードが大事なポイントでもあるので便利ですね。

採用面接での活用事例をご紹介いただきありがとうございました!これからもJamRollをお役立ていただけるよう、機能改善やサポートに努めてまいります。