Nstockが実現した営業の生産性向上!商談の記録・共有を自動化

Nstock株式会社
業種
従業員規模
情報・通信業
50名
Nstock株式会社は、スタートアップエコシステムの活性化を目指し、日本からGoogle級の企業を生み出すことをミッションとする企業です。
導入目的
  • 商談議事録作成の効率化
  • カスタマーサクセスチームや社内間の情報連携をスムーズに行う
活用機能
  • 録画機能
  • 要約機能
  • Slack連携
  • Salesforce連携
  • データのURL共有機能

Nstock株式会社(以下、Nstock)は、株式報酬SaaS事業など、複数の事業を展開しています。今回は、取締役 Co-Founder 高橋様とセールス 村上様に「JamRoll」の導入理由や活用方法についてお話を伺いました。

〜生産性向上のカギ!商談データをシームレスに活用するSalesforce連携の仕組み〜

[課題]

  • 商談・顧客対応の記録を正確に残し、業務効率を改善する必要があった。
  • 手作業による議事録作成・情報共有の負担が大きく、Salesforceへの入力作業に時間がかかっていた。

Salesforceとの自動連携による工数削減や書き起こし精度を比較

── JamRoll導入において比較されたポイントを教えてください

村上 様:

「以前使用していた海外製のメジャーな商談録画ツールでは、録画の不具合が頻発し、肝心な商談の動画が保存されないケースが増えていました。その結果、商談後は記憶を頼りに議事録を作成せざるを得ず、CSへの情報共有にも影響が出ていました。ツール選定の際は、データを確実に保存できることを最優先にしつつSalesforceとの自動連携による工数削減も重視しました。」

高橋様:

「一般的な議事録作成ツールも試しましたが、あくまで議事録作成を補助するものであり、商談全体を記録し、振り返りや情報共有に活用するには十分ではありませんでした。」

左:村上様 右:高橋様

Salesforce連携により効率化。

専門用語に対しても書き起こし精度が高い。

── JamRollを導入して、どのような変化を感じていますか?

村上 様:

「課題となっていた、商談動画の保存課題が解決され、Salesforce連携により効率化につながっているなと実感しています。本当に助かってます。
自動保存されることでその後のアクションがスムーズに対応できることや、後回しにすることなく記録を残せるようになりました。その結果、入力忘れや情報の抜け漏れが防げるだけでなく、次の業務への頭の切り替えもスムーズになり、全体の業務効率が向上していると思います。営業メンバーからも、商談要約がSalesforceに自動で反映されるので大変助かっていると声が上がっています。」

高橋様:

「工数の削減以外では、専門用語の認識精度が高く、例えば「税制適格・非適格」などの専門用語も正確に書き起こせる点を評価しています。また、音声認識の辞書登録機能により、人名の誤変換も少なく、業務での活用に適していると思います。」

商談も社内会議も自動でSlackで共有!

── JamRollをどのように活用されていますか?

村上 様:

「お客様に事前承諾を得た上で、商談や一部の社内ミーティングを録画し、Slackで自動的に共有されるため、欠席した際に内容を確認する用途で活用していますし、導入後のキックオフミーティングでも利用しており、セールスとCS間の連携においては、録画データを活用して情報共有や引き継ぎをスムーズに行っています。
また、Slackで要約を見て前向きにご検討いただいている商談や専門知識があるメンバーが参加した商談を勉強するために見ることがあります。」

高橋様:

「導入においては村上さんとチームメンバーの利用動向を見てフォローアップしました。確認してSalesforce連携を忘れている場合は、やり方を教えたり便利な使い方を補足したりしました。基本は簡単だったのですぐに定着させることができました。

私自身はプロダクトオーナーとして全体の商談動向を把握する上で、まずはSlackでサマリーを見ることが多いです。社内会議では議事録としての活用が中心で、会議の内容を自動で要約し、必要な箇所をテキストとして貼り付ける形で利用しています。」

顧客のリアルな声に対してアクセスできる近さや温度感が伝わるようになってほしい。

── ご活用いただき感謝しております。今後、さらに便利にお使いいただくために、期待やご要望があればぜひお聞かせください。

村上 様:

「Salesforceでの管理において、入力の手間に加えて、お客様からのリアルな反応や要望を適切に記録できるようにしていきたいと考えています。特に、商談後の連絡やメール対応を迅速に行い、業務の流れをよりスムーズにしたいと考えています。今後は、連絡やデータ入力を一元化し、工数を削減することで、お客様とのコミュニケーションにより多くの時間を割けるようにしたいです。」

高橋様:

「現在、営業はGoogleスライドを映しながら直接メモを書き込んでいるため、どの資料のどの部分を使って話しているのかが記録として残るようなことができるといいなと思っています。また、営業が商談で得た顧客の声や盛り上がりがプロダクト側で十分に活用されていない点については、前職でも課題に感じていました。エンジニアが一次情報をすぐに検索・取得できる仕組みが整えば、ワンボタンで必要な情報にアクセスできるようになり、業務の効率が大きく向上するのではないかと思います。特に、動画には温度感や人の顔・声が含まれているため、テキスト以上の情報を伝える力があると感じています。

今後の営業組織では、単純に人数を増やすのではなく、一人ひとりの生産性を最大化することを重視しています。そのために、自動化やナレッジの強化をさらに進め、JamRollをより活用することで、営業の質を高めていきたいと考えています。また、オンボーディングやテーマごとのラベリング、CSでの活用拡大など、まだまだ活用の余地があると感じています。」

── 貴重なお話をありがとうございました。 業務効率化のために、引き続きJamRollをお役立てください!

※掲載内容は取材当時のものです。