「JamRoll」を導入した背景を教えてください。
アーティストや経営者として活動する中で、会議や商談の数がこれまでと比べ物にならないくらい増えました。会議や商談に参加中は対話することに集中したいので、詳細のメモが取れず、他のメンバーに効率よく情報共有ができなくて困ることが多く、良い解決方法はないか探っていました。そんな折、「JamRoll」では面倒な設定はいらずにAI書記が自動で会議や商談データを残してメンバーに情報共有ができると聞き、興味を持ちました。
「JamRoll」導入前には想像していなかった意外な使い方はありますか?
海外との会議も多く、時差がありながらもなるべくすべての会議に参加していたのですが、先日「JamRoll」が私の代わりに会議に参加をして録画と文字起こしデータの両方を残してくれていました。おかげで、情報のキャッチアップがしやすかったのと、何よりこれまで時差の関係で日本時間の朝3:00に起きて参加をしていた会議も代理で出席してもらい、夜中に起きて無理をしなくても良い時は、AIに任せるという選択肢ができてとても嬉しいです。
実際に「JamRoll」を活用してみて、便利だと思った機能を教えてください。
私自身、いかに仕事やタスクを効率化できるかをとても重視しているんです。というのもアーティストや起業家として活動する中で痛感しているのは、「時間が足りない!」ということ。だからこそ、時間をとても大切にしていてプロジェクトマネジメントを効率化してくれるDX系のツールを他にもたくさん使っているんですけど、DX系のツールって設定そのものに手間がかかるケースもありますよね。一方で「JamRoll」はワンクリックで自動でGoogleカレンダーやZoomのアカウントと自動連携ができるのでとても便利ですね。面倒な設定をしなくても、AIの書記が自動で会議に参加して、会議や商談の映像やテキストデータを残してくれるのはとても楽です。
「JamRoll」はどのような方におススメできるプロダクトだと思いますか?
仕事をしながら育児や介護をしている人にもお薦めしたいと思います。Cradleでも週4日勤務で育児中の社員がいますが、ミーティングに参加できなかったとしてもJamRollで録画と文字起こししたデータが簡単に共有できるので安心して仕事に取り組めるような環境づくりにも役立っています。仮に育児休暇、介護休暇を取っていても、柔軟に職場に戻りやすい環境づくりにも活用できると思います。社員のライフスタイルの変化に合わせて会議や商談データの活用をすることで、多くの企業に求められている社員のはたらき方や多様性を広げるDE&I※推進に繋がるのではないかと感じています。
※ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I):
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)とは、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(受容・包括)を表わしています。性別や年齢、障がい、国籍、ライフスタイル、職歴、価値観などによらず、それぞれの個を尊重し、一人ひとりの状況に配慮した施策を実施することを指しています。
参考URL: https://dime.jp/genre/1349825/
ヘアメイク 河西幸司(アッパークラスト)
写真 樺沢孝彦